抽象的な事柄をあたたかいグラフィックで分かりやすく可視化します!

せきこ日記

【日記】「そのもの、そのまま」で見るってちょっと不安だけど自由で楽しい。

 

先日、大学の恩師に教えていただいて、丸の内にある東京大学と日本郵便が運営している博物館「インターメディアテク」に行ってきました。

一番面白かったことが、解説文が最小限だったり、そもそも無いものが多かったこと。

ふしぎに思って解説員さんに尋ねたところ、「art and science 」という展示手法(理念?)なんだそう。

science は学術的な役割を外せばartにもなって、逆もまた然り、その境界を外す試みらしい。

 

解説があると、どうしても情報を一方的に受け取ってしまうけれど、

解説を最小限にすることで「そのもの、そのまま」を能動的に見ることができる、ということに挑戦しているそうで、調べたところ、それがこの博物館の理念だったみたい。

 

(以下HUFFPOSSTより引用)

「インターメディアテク」(IMT)は、東京・丸の内のJPタワーにある学術文化総合ミュージアム。日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営し、東京大学が1877年の開学時から蓄積してきた動物の骨格や剥製、鉱物、昆虫、産業プロダクトなど自然史・文化史の博物標本を常設展示している。

一般的な博物館のように年代や種別ごとに体系的に陳列せず、鑑賞順路も設けられていないあえて展示物の説明を最小限にとどめていることも、他の博物館とは異なるポイントだ。

 

IIMTの西野嘉章館長は、ユニークな展示方法について「『視る』という体験の豊かさへ人々を誘い、『創る』という行為の楽しみを万人と分かち合いたい」と説明。

同館の紹介パンフレットでは、「展示解説至上主義を回避し、むしろ『眼の愉悦』への訴求に重点を置いた」として、次のようにつづっている。

19 世紀的な意味での博物学は、そもそもが予期せぬ出合い、思いがけぬ発見を前提とするものであった。20 世紀は 19 世紀博物学が有していた「混沌世界」を、学術の名のもとに葬り去った。標本庫を整序し、より合理的な世界へと再整備することを是とし、それに邁進してきた。

しかし、その結果はどうであろう。理解し易いものが善とされ、すべてが平均化、平準化し、はては陳腐化を招くことになった。その結果、ミュージアムでの鑑賞体験も、特段に珍しいことでなくなり、より「文化度」の高い市民生活が実現しつつあるというのが、一般的な理解である。

しかし、本当にそうなのか。自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、とりわけ若い
世代に体験させる場としてのミュージアム空間。「インターメディアテク」(IMT)の目指すものはそこである。

(「インターメディアテク パンフレット」より)

 

実際におじさんが5人くらいで、スフィンクスのこわれた台座?をじーーーっと見てたり。

子供がキリンの太腿の骨を裏から覗いていたり。

私も展示物の地図に感じた「なんか怖い」を、それそのものとして受け取る事が出来た気がする。

 

それが何なのか、難しいことまでは分からなかったけれど、なんとなくそういうことかもしれない、と感じました。

(その場で手帳にスケッチノート。興奮のままにその場で描いたから、字が荒れている…。私の興奮具合を感じていただけたら。)

 

いやぁ、ひとつひとつ、とっても楽しかった!

解説員さんはフロアごとに複数いらっしゃって、知りたいことは、尋ねれば丁寧に教えてくださる。

けれどまるで空気のようにその場に寄り添ってくださっているので、集中したい時は全く気にならない。

 

上手く言えないけれど、そのものを見たいように自由に見ることができる感じがしました。

これが館長のいう予期せぬ出合い、思いがけぬ発見を楽しむということ、自分の眼で見て、発見し、驚くという体験なのかもしれない。

 

展示物にラベルがついていて、しっかり役割が与えられていることが多い博物館で「そのものを、そのまま見る」って、結構挑戦的

「「この見方で良いのかな?」「みんなはどんな見方をしているんだろう」と時には自分が良く分からない「正解」「正しい見方」に囚われてグラグラしたけれど、そもそも、それはそれ自体でしかなくて役割は誰かに与えられたものだよな、とも思えて。

とてもワクワクしながら楽しめました。

 

そのもの、そのまま、で見るって、ちょっと不安だけど自由で楽しい。

2017-07-25 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【日記】重ねる優しさ、見守る優しさ

こんにちは!

可視化グラフィックライターのせきこです。

今年3月から始まった関東武者修行も8月末でいよいよ終わり。

素敵な人と出会ったり、それがご縁で可視カフェ、グラフィックレコードやファシリテーショングラフィックでお仕事をしたりしておりますが残りあと一カ月ほど、大切に過ごしていきたいと思っています。

会ってみたい人も、もう一度会いたい人も、行ってみたい所も沢山あり過ぎて帰るのが勿体ない気分もあり。

早く鹿児島に帰って色々な挑戦をしたい気分もあり。半々です。分身したいよ~。

 

という訳で、今日のお話です。

 

可視カフェで、心を寄せる相手は誰だろう

最近「可視カフェしていて、話をたくさん聞いて疲れない?」という聞かれることがしばしば。

そして、この前まで「2時間全力で可視カフェしたけれど、この時間はお客様のこれからにとって良いのだろうか」と考えて、考えないようにしても頭の片隅に引っかかることもしばしば。ふとした拍子に気になったり、もっと出来なかったかと漠然と「もしも」を考えて落ち込んだり。

 

でも最近、その点に関してはだいぶ腹落ちする自分のあり方が見えてきました。

それは可視カフェのお客様の「その後の良い状態」については、私の価値観によるものでしかないし、それは想像。だから私は「可視カフェで頭の棚卸しをお手伝いしている」という、実際に存在することに対して誠実であることを大事にしていきたい、という姿勢です。

だから、可視カフェ中は相手が「整理したいこと」について、話したいことを話したいだけ話せる場にする。で、私はめっちゃ聞いてめっちゃ描く。その時間を大事にする。

 

こう思えたのは

  1. 知り合いのグラフィックレコード仲間が「ナラティブアプローチ」について教えてくれたこと
  2. その学びを得た後で、さらに知り合いに「共感疲れ」について相談したら、先ほどのアドバイスをいただいたこと

というキッカケからでした。

ナラティブアプローチについてはまだほんの入口だけ聞いただけなのですが、考え方についてはとっても共感するものなので、もっとしっかり勉強していきたいと思っています。

勉強したい事が沢山ある~。嬉しい。

 

誰かを応援する時の「優しさ」も、それと似ている気がする。

そして、そんな事を思っていたら愛読しているwebメディア灯台もと暮らしを運営している鳥井さんが、応援しているEVERYDENIMさんについて、こんなことをおっしゃっていて。

 

 

さきほどの、私の可視カフェとお客様に対してどんな姿勢であるかと、この「応援の姿勢」も似ているなあ、と思って。

私なりの図解だと、こんな感じ。

どちらも「姿勢」の問題で、良い悪いは無く、そしてそれは「自分は相手にどういう接し方をとりたいか」という話ですが。

出来れば自分が心地よくて、相手も出来るだけ心地よくあって欲しいなぁと思っています。

2017-07-19 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【せきこ日記】島の夏、盆地の夏。

 

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。
ただいま半年間の関東武者修行中、ということで8月末まで熊谷暮らしをしています。
(9月からはまた、鹿児島市内と、甑(こしき)島の二拠点生活に戻ります)
 
そう、熊谷といえばあの暑さで有名な地域。
いよいよ梅雨明けもして本気の暑さが始まってきました。
 
といっても、島の夏とも違う暑さで。
例えるならこんな感じかなあ、と描いてみました。
 同じ「暑い」でもそれぞれ個性があって面白い。

そしてやっぱりこの日記を書いてても思ったけれど、たとえ話って「伝えたい内容を伝えられている」感じがします。

 

▼以前書いた可視カフェと、例え話についての日記はこちら

【日記】下甑島はエビフライの形に見える(対話とたとえ話)

 

2017-07-19 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【せきこ日記】時にはペンを手放して。

最近お気に入りの「時々描かない可視カフェ」。

写真は昨日の可視カフェの様子なのですが、こんな感じで2時間のなかで、「私が描く時間じゃないかな?」という時は積極的にペンを手放して、お客様に直接、自由に文字やイラストを描いてもらっています。

その方がよりお客様が「自分から出てきたもの」だと感じてもらえるだろうな、と思いまして。これが実際とっても良い感じで、これは続けていきたいなぁ、と思っています。

あくまでも、主役はご依頼いただいたお客様。私は特に導かず、引き出しもせず。

ただ、事前にお伺いする「これについて考えたい」という内容に向かってお話を聞きながら、2時間ずっと、その場でどんどん文字とグラフィックでまとめて、整理のお手伝いをしております。

というわけで、引続き頭の棚卸し承り中です。
8月下旬まで、関東で開催しております。

(お問い合わせはこちらから)
https://goo.gl/forms/rP1u0k4i5wP0wlTR2

2017-07-18 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【制作物】「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」グラフィックレコード

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

先日、「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」にてグラフィックレコードを制作いたしました。

↑イベント全体の概要はこんな感じ。

●高解像度版はこちら⇒(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」イベントレポート(高解像度画像))

●PDFでのダウンロードはこちら⇒(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」イベントレポート(PDF)

※私、せきこによる個人的な感想レポートですので、主催者や参加者の皆さんには無関係のものです。何かご意見等ありましたら、お問い合わせからご連絡ください。

 

イベント概要

市民発!7人の市民が熊谷千葉市長と未来の千葉市を語ります。
当日は、7人の市民が自身の取り組みとそこに込めた想いをプレゼンテーション。その後、熊谷市長と対話を重ねていきます。登壇する7名は、いずれも一市民。様々なジャンルや立場の方々をお呼びする予定。千葉市で動き始めている新しい動きを、一挙に知るチャンスです。
さまざまなテーマで次々と展開する、市民と市長とのトークセッションをどうぞお楽しみください。

(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語イベントページ」より引用)

私は今回、グラフィックレコード担当として、7人のプレゼンターの約10分のプレゼンテーションと市長とのトークセッションの内容を、合計4枚の模造紙にその場で描き出していきました。

制作物

 

 

今回のイベントに参加して

私が一参加者として今回のイベントが特徴的だな、と思ったのは

①市長と市民の1対1の対話を繰り返すという形

私が今まで参加したパネルディスカッションは、みんなが一列にズラーっと並んで、それぞれのパネラーが同じ問いに答え、まんべんなく話す、という事が多かったです。

けれど今回の形式だと1つ1つ異なる分野で活動されているパネラーの話も、それをうけた市長との対話もじっくり聞けて話を深く聞けた実感がありました。

(全てに受け答えをした市長さんは、相当大変だったと思います。お疲れさまでした…!)

 

②イベントの主役が市長ではなく市民だったこと

会自体の主旨も、会場の雰囲気も、話の流れも全てが「ああ、今回の場の主役はパネラーの市民の皆さんだ」と感じられるものでした。

 

③パネラー皆さんが、経歴ではなく物語で紹介されていたこと

「なぜ私が今、この活動をしているか」というパネラーの皆さんの動機や想いからお話が始まることが多かったので、共感したり自分の周りに置き換えて考えたりすることができて、皆さんのお話により親近感を持って聞く事ができました。

 

④「こうしてほしい」でなく「こんなことやっています」という話だったこと

市長がいらっしゃる、ということで「もっと市がこうしてほしい」という意見が沢山でるのかな、と勝手な予想をしていた私。

しかし課題を感じ自分で既に動いちゃっている方々がパネラーとして参加されていたので、それよりもそんな皆さんの活動のお話を聞いて「これから、市はどうしていくか」「どうしたら、この課題がより解決できるか」というポジティブで建設的なお話がたくさん出て来て、聞いていてワクワクしてきました。

 

今回のイベントで私がグラフィックを制作して

会場で皆さんの振り返りをお手伝いできたことも嬉しかったですが、私が描いた模造紙に描いたグラフィックレコードをSNSで見た私の知人が、パネラーの方の想いに共感してコメントをくださったら、なんとパネラーご本人からも知人へコメントが来て。そこで新しく2人繋がったことも嬉しかったです…!

会場内だけでなく会場に来れなくても、イベントが作った熱量や想いが、周りに伝わるお手伝いが出来たら、と思って描いているので感無量でした。

そして今回、この会のコーディネーターをしていらっしゃった、中島さんからコメントをいただきました。ありがとうございます!

(おまけPhoto)

会場の様子はこういった感じ。

大きすぎず、参加者どうしで顔の見える距離感でした。

 

4月だけど、五月病にかかって復活してきたよ。

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

新年度も始まって数日、この前はエイプリルフールネタでインターネットは賑わっていましたね~。

鹿児島県民大困惑!?鹿児島が誇る一流ホテル城山観光ホテルが豪華客船に!?【4月1日】(kagoshimaniaXより)

ですが、そのころ私は

絶賛、五月病をさきどり中でした!!

【五月病とは】

新年度の4月に入学・入社した新人に、5月ごろになると現れる精神の不安定状態をいう語。

(出典:デジタル大辞典(小学館)

私の場合、3月から新生活を始めたので、そう考えるとまあスケジュール通りという感じなんですが。

3月になり、はじめまして埼玉。見知らぬ場所、見知らぬ環境。

CIVIC TECH FORUM 2017にグラレコ隊として参加して、チームメンバーそれぞれの個性溢れるハイレベルなグラフィックレコードを目の当たりにして、やる気と落ち込みを同時に持つと同時に、新しい環境への順応のストレス(負荷)が自分にかかっているのに気付かず、理想と現実の自分が乖離していくのに、またストレス。

これぞストレススパイラル…

そんな中、

といった方法をとっていたら、昨日くらいから復活しました。

はー、つらかった。

 

あ、あともう一つやったことがあって。

隣の芝はあおい、隣の花は赤い状態だったので、周りの人の羨ましい所や私が恵まれている所、自分が本当はどう頑張っていたいか、単なる愚痴などを、セルフ可視カフェ(考えていることを紙にばーっと描く)していました。

そうしたら、自分がどうしたら気持ち良く頑張れるかがストンと腑に落ちたような気がして、無事五月病脱出!

やっぱり可視化は大事ですねぇ。

ちなみに「自分じゃ、そんな俯瞰視できないよ!」という方は可視カフェやっておりますので、お問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

 

これから五月病にかかる方、自分でノートにバ――――っと描きまくってみるの、オススメですよ~。

 

 

 

 

 

2017-04-05 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【ときどき更新せきこノート】鹿児島移住ドラフト会議ふりかえり会議

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

昨日、以前参加した鹿児島移住計画さんの移住ドラフト会議のプロデューサーのお二人(安藤さん、永山さん)がふりかえり会議をオープンで、オンラインで行われていたので覗きに行ってきました。

●会議のチャット内容はこちら⇒移住ドラフト会議を振り返る(ChatCast)

●「移住ドラフト会議って何?」という方はこちら⇒鹿児島移住ドラフト会議に参加してたよ(移住はしませんが)

 

その内容を自分がきちんと理解したいと思ったので、まとめノートを描いたのでこちらも併せて公開します。

イラストに入っていない内容もあるので、興味ある方は、ぜひ上のリンクから本文を見に行ってみてください。

*****

※本イラストの目的は「せきこが話の内容を理解するために整理したもの」ですので、本文に記載があること全てが描かれてはいません、一部省略しています。

※本イラストは鹿児島移住計画さま、移住ドラフト会議の皆さまの公式なものではなく、あくまでのせきこの非公式のまとめ、感想ノートです。何かご意見やご感想等ありましたら、お手数ですがお問い合わせ欄よりご連絡ください。

*****

 

いやー、ChatCast、初めて使ってみたのですが面白いですね…!

オープンでライブチャットが出来て、それが見やすくログも残せる。ワクワクするサービスに触れて、楽しかったです。

そしてなにより、あのイベントがどんな振り返りをされているかを、まるでその場にいるように参加して聞くことが出来て一エントリー者として嬉しかったです。

運営の皆さんは本当に大変だったと思います。ありがとうございます、おつかれさまでした!

 

当事者性ってたき火と似ている

お話を聞きながら(見ながら?)当事者性を持ちながら、目的を自分たちで明確に共有しながらそのために最適な催しの規模、仕組み、あり方を模索していく…とても大事だけれど大変なことだと思いました。

特に、当事者性ってたき火のようなもので、その時は燃えていても、人間関係、環境の変化などふとした事がキッカケになって火が強くも大きくもなると同時に、火が弱くなったり、消えてしまったりすることもあって。

そうなってからは「やらされている」と義務になってくるんですよね。そうなってきたらその時が仕組みやあり方の変え時だし、終わり時なんだと思います。

そして最初から火が消えたり弱くなりそうな要素が分かっていて、その事をしばらくずっと続けていきたい場合には、予め「消えたり弱くなったりする要素を、そうなる前に克服する対策」や「消えた、弱くなったり時にどうするかの対策」を考えていく必要があるんじゃないかな、と。

そういう意味で、儲けるって、すんごい大事。多分みんな言っていることだけど。

 

自分のたき火が、今どうなっているか。

一度きりの人生、せっかくなら、自分の当事者性のたき火を出来るだけ燃やしたいように燃やしたい。

燃やしたいたき火を自分で作っていきたい。

そして、おなじたき火を燃やしたい人に出会って、より暖かく大きく燃やしていきたい。

 

今日の日記を書いていて、そう思いました。

私も日々の中で、衣食住、家族や友人、社会との関わりを含めた暮らし全体で「今、自分がどういうことに当事者性を持って関わっているか」を、時々立ち止まって自分に問いかけてみることを大切にしていきたいです。

 

そして、「自分のたき火がどうなっているんだか、自分だとなかなか分からない」という人のお話を可視化する、というのも可視カフェで出来ることの一つだな、と感じています。

という訳で、可視カフェのお申し込み、いつでもお待ちしております♡

 

 

2017-03-23 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【日記】最近素敵だと思う言葉「せっかくだから」

こんにちは。可視化グラフィックライターのせきこです。

この前まで寒さでこごえていたのに、気がつけば桜の開花予想が天気予報で流れたり、入学、卒業という言葉が身の周りで聞こえてきたりと一気に春めいてきましたねぇ。

私も少しだけ身の周りに変化がありまして。

 

2017年春夏、埼玉で暮らします。

実は最近、2拠点で活動していた甑島、鹿児島市を離れて埼玉県にやってきました。

8月末までの期間限定での滞在ですが、せっかくだから少し足をのばしてグラフィックレコーディングの勉強会に出たり、イベントに行ってみたりと、こちらでしか出会えない人、もの、ことに接してレベルアップしてきたいと思っております。

あと、都会は展覧会が多いので行くのがとても楽しみです。とりあえずミュシャ展行きたい。ミュシャ展。

(ちなみにちょこちょこ、少なくとも6月末、8月頭に鹿児島に帰る予定です。)

 

せっかくだから、春っぽい髪型にしました

少し話は変わりますが、この前、美容室に行ってきました。

その時に気が付いたら美容師さんに対して3回言っていました、「せっかくだから」。

せきこ
春だし、せっかくだからと思って、やんかぶり脱出しに来ました。

(やんかぶり=鹿児島弁で髪がボサボサ、もさもさ。能動的に綺麗な形を維持して「伸ばしている」から、ただひたすら残念に「伸びている」になってしまっている髪型。宮崎でも使うらしいので、南九州あたりで使われているのでしょうか。)

せきこ
せっかく髪色を変えるんだからし、春っぽいカラーにしたいです。アッシュ系??なんかオシャレすぎて今まで手を出せてなかったけど…いいですね!春っぽい!!
せきこ
パーマもかけたいです!ここまで髪を伸ばしたのも久しぶりだし、せっかくだから

かくして、今まで挑戦した事のない色みの髪色になり、今まで伸ばしきれなかった長さまでたどり着きパーマもかけゆるふわウェーブになり、憧れのこじはるに5ミリほど近づいたわけです。

そして鏡を見るたびに心がウキウキ。根本プリン脱出、毛先がエアリー、くるんとなっている。心もすっかり春めいてきました。

今回私が新しい髪型にチャレンジできたのは美容師さんの提案力はもちろんのこと、「せっかくだから」で自分で自分の背中を押したからだと思っています。

最近、この「せっかくだから」という言葉が自分のなかで2つの意味で大切にしたい言葉になっています。

 

その機会にどんな価値があるか、自分に前向きに問いかける言葉「せっかくだから」。

この「せっかくだから」ってきちんと文章を作ろうと考えたら、かならず「~だから」という理由や対象がつくんですよね。例えば

「せっかくあの人に会いに行くから、あのことを話そう」

とか、

「せっかくこの仕事をするのだから、まだ出来ることは無いかな」

とか。

別に自分がその時心から望んでいるわけではない事でも、この「せっかくだから」という言葉をつけたら、だんだんと「こんなこともできるな」「これをしなきゃ、なんだか勿体ないかも」と、ポジティブで建設的な気分になってくるんです。もったいない精神、とでもいうのでしょうか。

2017年はこの「せっかくだから」をキーワードに暮らしていきたいと思っている最近です。

 

(おまけ)なんとなく億劫になっている事に気持ち良く取りかかる言葉「せっかくだから」

あと、全然理由になっていない「せっかくだから」っていうのもありませんか?

「春だし、せっかくだから髪切ろう」も、別に春でも夏でも。いつでも髪を切ればいいんですよね。でもなんとなく理由もなく踏み出せない、そんな時、特に理由になっていない「せっかくだから」を自分で作ることで、えいやぁ、と弾みをつけて行動に移せる、そんな時が私はよくあります。

「せっかく良いお天気だし、お昼はちょっと贅沢して美味しいものを食べよう」

とか

「せっかく一本早い電車に乗れたし、今日は行きたかったあの本屋さんに行ってみよう」

とか。

そんな感じで、適当に理由になっていない理由をつけて、自分のやりたい事を楽しくやって暮らしていきたいとも思っている最近でもあります。

 

せっかく春なんだし、2017年も3カ月が過ぎようとしているけれど今年のキーワードを決めても良いんじゃないでしょうか、せっかく春なんだし。

 

2017-03-22 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【日記】移住ドラフト会議に参加したよ(移住はしませんが)

こんにちは、可視化グラフィックライターせきこです。

3/11~12日に鹿児島市で行われた、移住ドラフト会議にエントリー者として、そしてグラフィックレコード担当として参加してきました。

 

移住ドラフト会議って?

移住ドラフト会議とは、鹿児島移住計画の主催する以下の主旨をもつイベントです。

移住ドラフト会議は、「○○がない」「○○だから」といった“”できない”理由を覆しあなたのいつかを実現化するあなたと「地域コミュニティ」とのマッチングシステムです。

ドラフトに参加する各地域では将来わが町で一緒に活動したい“あなた”をドラフト対象として指名し、ドラフト指名が成立すれば“あなた”と“地域”との1年間の独占交渉(未来を描くプロセス)が始まります。

あなたはだれと生きていきますか?

移住ドラフト会議は「どこに住みたい?」よりも「誰とやりたい?」を起点にあなたの地域の選択肢を広げていきます。そして移住というカタチにこだわりません。

ドラフト会議の先にはあなたの力を必要とし、あなたの力が活かせる“新しい居場所”があります。

移住ドラフト会議HPより引用)

 

訳で、私は転勤族の夫がいるため今、移住はできませんが、私のやっている可視化グラフィックの新しい可能性を一緒に追求してくれる地域との出会いを求め、参加してきました。

私からの受入球団の皆さまへお渡しした資料はこちら。野球の知識はドカベンとパワプロ位しかありませんが全力で野球に寄せていきました。ちなみにドカベンでは、不知火が好きです。

 

ドラフト会議の様子

3月11日は前夜祭で、それぞれのエントリー者がアピールしたり、受入球団がトークセッションをしたりしました。そして12日はいよいよドラフト会議当日。


日時:2017年3月12日(日) 10:00~13:00
場所:城山観光ホテル アメジストホール 鳳凰
内容:①
鹿児島移住ドラフト会議 主旨説明
移住者応援講演「たかしのゆいごん」
講演者:井上貴至(長島町 副町長)

ドラフト会議 開催
⇒11地域のからのドラフト1位~3位の各指名を発表し、競合したらもちろん抽選で、独占交渉権を奪い合います
大交流会⇒移住希望地域と移住希望者の大交流会。
多くの出会いときっかけがうまれること、間違いなし

実際に甲子園やプロスポーツのアナウンスもされている、MBCの岡田アナウンサーが司会進行をされたり、みんなのコメントがドラフトっぽかったり、ゴージャスなシャンデリアのある会場だったり、金屏風、テーブルの小物等なんだかドラフト指名会場っぽい小道具を置いたりと、会場全体からあの手この手で繰り出される「ドラフトっぽさ」に始終笑いっぱなしでした。

 

参加した結果

まず、エントリー者としては日南飫肥地域に3位でご指名をいただきました!

これから地域のことを知って、一緒に可視化していけるよう楽しく頑張ります。


そして、移住者応援講演「たかしのゆいごん」では、今月で任期の終わる鹿児島県長島町副町長の井上貴至さんと、主催の鹿児島移住計画の永山由高さんの打ち合わせなしのガチンコトークセッションのグラフィックレコードを担当させていただきました。

【井上さんのプロフィール】

2015年4月、自ら提案した地方創生人材支援制度の第1号で、総務省から鹿児島県長島町に派遣、同年7月に、副町長(地方創生担当)に選任されました。

8月には、南九州で最初に、人口ビジョンと地方版総合戦略を策定。ぶり奨学金など地域の課題を捉えたユニークな施策が注目を集めています。

(井上さんのブログ「地域づくりは楽しい」より引用)

まちづくりの最前線を全力で走る二人のガチンコトーク、テンポも早く内容も濃くかなりハードなグラフィックライティングでしたが、会場の皆さまによい振り返りだと言っていただけて嬉しかったです。

もっともっと上達せねば。

(制作物はこちらのページでご覧ください⇒移住会議2017グラフィックレコード

 

参加して思ったこと

「移住」という一見“ガチ”で、ハードルが高く、覚悟は必要で、身構えなければいけないように思われる事を、野球のドラフト会議の形で面白く、垣根を低く捉えることが出来るイベントだな、と思いました。

(もちろんしっかり考えて移住をした方が良いと思いますが、入口として。)

また、受入側がドラフト球団として「わが町にこういう人がきてほしい」という指名をする、というのも以下の点から素敵だと思いました。

  1. 移住したあとの「こんなはずでは」という地域と移住者のミスマッチが減ることに繋がるかも。
  2. 地域側…地域の「こうありたい」の姿を目指し、叶えるきっかけになるかも。
  3. 移住者側…せっかく移住するなら地域で活動している人たちから「あなたに来てほしい」と言われて移住できたら嬉しいし、移住までにやりとりを重ねることができるので「自分がここに行きたい」ときちんと思ってから移住できたら、移住後の生活がより幸せになるかも。

 

私は今回移住はしません、という立場での参加でしたが、ワクワクするチャレンジの場に参加させていただきとても楽しかったですし、受入球団の皆さまや参加者の皆さま、運営の皆さまといった素敵な方々と知り合えてとても嬉しかったです。

ありがとうございました!!

2017-03-13 | Posted in せきこ日記No Comments » 

 

【日記】下甑島はエビフライの形に見える(対話とたとえ話)

せきこ、普段は島暮らししています

こんにちは、可視化グラフィックライターのせきこです!

私は普段、鹿児島県西部、東シナ海に浮かぶ下甑(しもこしき)島に住んでいて、鹿児島市内との二拠点居住をしています。

下甑島は甑島列島(上甑島・中甑島・下甑島)のひとつで、人口約2500人の離島。

コンビニもファストフード店もないし、高校もない、と「ないもの」も沢山ありますが、私は本土に比べて色々なものが「ないから」こそ、島の皆さんが暮らしの中で生みだしたもの、工夫されているもの、残っているものがあって、ここに来るとそれを見つける事ができるのが素敵だと思っています。

その他にも思わず「わーー!」と言いたくなる景観や、目が飛び出るもの美味しいもの、「この人に会いにいってほしい!」という人たちもいるのでそれはおいおい、日記のなかででも。

 

甑島情報が気になった方はこちらもオススメ

薩摩川内市観光物産ガイド「こころ」

「せきこのうきうき♪甑島コラム(全15回)」南日本新聞Felia!

甑島旅行なら『こしきツアーズ』へおまかせ!こしきツアーズ

甑島を日帰り旅行で楽しむ5つのポイント(東シナ海の小さな島ブランド社・小さな島旅)

※掲載されている事柄が最新情報ではない可能性があるので、島にいらっしゃる前に直接店舗や薩摩川内市観光物産協会に確認することをオススメします。

 

で、下甑島に住んで4年目の私ですが、ずーっと思っていることがあって。

 

下甑島の形がエビフライ似ていると思う。

未だ誰も、この説に賛同してくれる人にあったことがありません。

ちょっとイラストの地図は横幅が広くなってしまっているけれど、地図を見ても似ていると思うんだけどなぁ。エビフライの形に、見えてきません?仲間募集中です。

 

たとえ話と可視カフェ

今日の日記の「エビフライの形、何に見える?」というように、私は昔から雲の形や山の形を見て「何に見えるか」を考えるのが好きだったり、人と話している時にたとえ話が好きな人間でした。
小学生のころ、風邪をひいて学校を休んで寝込んでいる日。暇だったので障子の紙の繊維の模様を「これって何に見えるかな」と一日中ずーっと考えていたら、夕方熱が上がって障子の模様がグニャグニャとお化けに見えてきて悪夢にうなされたのは今でも覚えています…。

あれは…こわかった。

そして可視カフェのなかでもお客様と聴きあい、伝えあいをしているなかで、たとえ話をして「それってつまりこういうことですか?」と問いかけることがよくあります。

1回の可視カフェで、最低3回はたとえ話をしているんじゃないかな…。

それはたとえ話をするなかで

  1. 内容を聞いて理解する
  2. その特徴・要素を抽出する
  3. その特徴・要素に当てはまる別の身近なものにあてはめる
  4. 相手にその理解が合っているかを確認する

という過程を経られることで、よりお客様の頭の中をそのままの形でグラフィックで描き出せるからです。

話の内容が抽象的だと、よりたとえ話がその力を発揮するので、「対話の中で相手の言語化されていない、明確になっていないものを形にする」という上でたとえ話をするというのは、かなり役に立つと思っています。

 

(おまけ)エビフライで有名な「喫茶くるみ」

ちなみに、イラストにあるエビフライは下甑島の長浜港にある喫茶くるみで食べることが出来ます。

啓子おばちゃんが作る「タカエビフライ」は7~9匹くらいのエビを重ねて作る大きな大きなエビフライ。タカエビは身が大きくて味も濃くてとっても美味しいので、ぜひお越しになった際には召し上がれ!

(1日限定5食なので、食べたい方は予約が必須

TEL:09969-5-1012

営業時間:6時30分~14時30分

※ランチは11時から、月曜定休

 

「せきこの下甑島日記」でタカエビについて書いた日記

下甑島の長浜では4月1日、エイプリルフールよりも大事な事がある

啓子おばちゃんのタカエビフライ

かりかりフワフワトースト~スタバもドトールも無いけど、もっと素敵なモーニング~

エビが名物の島の形が、エビフライに似ているって、結構良いと思うんだけれどな~…!(まだ言ってる)

 

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