【制作事例】薬剤師みらい会議

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

先日、鹿児島市で行われたイベント第0回「薬剤師みらい会議」でグラフィックレコードの制作をしてきました。

このイベントが生まれたきっかけは平成28年4月から始まった、「かかりつけ薬剤師制度」。

「かかりつけ薬剤師」とは、薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。 かかりつけ薬剤師は、皆さんご自身が選択するものです。

(引用 かかりつけ薬剤師・薬局とは?日本薬剤師会)

 

私たち一般の人と薬の専門家である薬剤師の皆さんがより身近になり、より安心安全にお薬が服用できる、という制度なのですが、「薬局って、ただ薬をもらいに行くところでしょ?薬剤師って何している、何ができる人なんだろう?」という人も多いのが現状。

ということで今回、鹿児島県薬剤師会の皆さまが

  • 薬剤師・薬局に関わる人や関心のある人を増やす
  • 薬剤師・薬局のグッドニュースを発信する(地域に開いていく、関わっていくことなど)

ということを目的として、この会を企画されました。

 

サポートしたこと

ということで、今回可視化グラフィックライターのせきことしては

(事前)グラフィック制作のご提案

イベントの目的や達成したいことを主催者へのヒアリングを基にご提案

(当日)イベントのグラフィックレコード制作

①キートーク15分

②ショートプレゼンテーション3分×3人

③会全体のイメージグラフィック制作

を担当しました。

 

今回のグラレコの目的とそのために気を配ったこと

担当の方に伺ったところ、今回ご依頼いただいた理由は3つ。

  1. 今回は第0回のキックオフイベント。これからに繋がるように場を盛り上げたい、みんなに今日この場にいた感を持ってもらいたい
  2. 薬剤師というと、かたくてとっつきにくい印象がある人もいるので、柔らかくポップな雰囲気を持たせたい
  3. トークのあとに、その内容の振り返りがあるので、内容をまとめたものをその場で見せることで対話を促したい

ということで、今回のテーマは「柔らかい雰囲気の、みんなが今ここにいる感のあるあたたかいグラフィック」と設定。

 

(Photo by 重久清隆

 

主に以下のことに気を配り制作しました。

①参加者の振り返りを促す場の設計→キートーク15分、ショートプレゼンテーション3分×3人をそれぞれ時間内で完成させる。直後に関がグラフィックを提示しながら内容を振り返ることで、その後のグループの発表をうけての対話を促す

みんなが、今ここにいる感を持ってもらうために参加者スタッフ全員(約30名)の似顔絵を、出来るだけみんながしている表情を反映させて描く。

③柔らかい、有機的でポップな雰囲気を出すために暖色の黄色い花をモチーフに使う

 

制作したグラフィックはこちら。

 

似た人たちだけで集まってたら、当たり前が多すぎて広がらない、自分を客観視できない、これからが見えない。だから色んな人と接するって大事だよね。

そんな問いと投げかけと、チャレンジの場だったと思います。私にも、きっとみんなにも言えることですよね。

ご依頼ありがとうございました!

 

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Photo

(Photo by 重久清隆