こんにちは。可視化グラフィックライターのせきこです。
この前まで寒さでこごえていたのに、気がつけば桜の開花予想が天気予報で流れたり、入学、卒業という言葉が身の周りで聞こえてきたりと一気に春めいてきましたねぇ。
私も少しだけ身の周りに変化がありまして。
2017年春夏、埼玉で暮らします。
実は最近、2拠点で活動していた甑島、鹿児島市を離れて埼玉県にやってきました。
8月末までの期間限定での滞在ですが、せっかくだから少し足をのばしてグラフィックレコーディングの勉強会に出たり、イベントに行ってみたりと、こちらでしか出会えない人、もの、ことに接してレベルアップしてきたいと思っております。
あと、都会は展覧会が多いので行くのがとても楽しみです。とりあえずミュシャ展行きたい。ミュシャ展。
(ちなみにちょこちょこ、少なくとも6月末、8月頭に鹿児島に帰る予定です。)
せっかくだから、春っぽい髪型にしました
少し話は変わりますが、この前、美容室に行ってきました。
その時に気が付いたら美容師さんに対して3回言っていました、「せっかくだから」。
(やんかぶり=鹿児島弁で髪がボサボサ、もさもさ。能動的に綺麗な形を維持して「伸ばしている」から、ただひたすら残念に「伸びている」になってしまっている髪型。宮崎でも使うらしいので、南九州あたりで使われているのでしょうか。)
かくして、今まで挑戦した事のない色みの髪色になり、今まで伸ばしきれなかった長さまでたどり着きパーマもかけゆるふわウェーブになり、憧れのこじはるに5ミリほど近づいたわけです。
そして鏡を見るたびに心がウキウキ。根本プリン脱出、毛先がエアリー、くるんとなっている。心もすっかり春めいてきました。
今回私が新しい髪型にチャレンジできたのは美容師さんの提案力はもちろんのこと、「せっかくだから」で自分で自分の背中を押したからだと思っています。
最近、この「せっかくだから」という言葉が自分のなかで2つの意味で大切にしたい言葉になっています。
その機会にどんな価値があるか、自分に前向きに問いかける言葉「せっかくだから」。
この「せっかくだから」ってきちんと文章を作ろうと考えたら、かならず「~だから」という理由や対象がつくんですよね。例えば
「せっかくあの人に会いに行くから、あのことを話そう」
とか、
「せっかくこの仕事をするのだから、まだ出来ることは無いかな」
とか。
別に自分がその時心から望んでいるわけではない事でも、この「せっかくだから」という言葉をつけたら、だんだんと「こんなこともできるな」「これをしなきゃ、なんだか勿体ないかも」と、ポジティブで建設的な気分になってくるんです。もったいない精神、とでもいうのでしょうか。
2017年はこの「せっかくだから」をキーワードに暮らしていきたいと思っている最近です。
(おまけ)なんとなく億劫になっている事に気持ち良く取りかかる言葉「せっかくだから」
あと、全然理由になっていない「せっかくだから」っていうのもありませんか?
「春だし、せっかくだから髪切ろう」も、別に春でも夏でも。いつでも髪を切ればいいんですよね。でもなんとなく理由もなく踏み出せない、そんな時、特に理由になっていない「せっかくだから」を自分で作ることで、えいやぁ、と弾みをつけて行動に移せる、そんな時が私はよくあります。
「せっかく良いお天気だし、お昼はちょっと贅沢して美味しいものを食べよう」
とか
「せっかく一本早い電車に乗れたし、今日は行きたかったあの本屋さんに行ってみよう」
とか。
そんな感じで、適当に理由になっていない理由をつけて、自分のやりたい事を楽しくやって暮らしていきたいとも思っている最近でもあります。
せっかく春なんだし、2017年も3カ月が過ぎようとしているけれど今年のキーワードを決めても良いんじゃないでしょうか、せっかく春なんだし。