【制作物】「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」グラフィックレコード

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

先日、「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」にてグラフィックレコードを制作いたしました。

↑イベント全体の概要はこんな感じ。

●高解像度版はこちら⇒(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」イベントレポート(高解像度画像))

●PDFでのダウンロードはこちら⇒(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語」イベントレポート(PDF)

※私、せきこによる個人的な感想レポートですので、主催者や参加者の皆さんには無関係のものです。何かご意見等ありましたら、お問い合わせからご連絡ください。

 

イベント概要

市民発!7人の市民が熊谷千葉市長と未来の千葉市を語ります。
当日は、7人の市民が自身の取り組みとそこに込めた想いをプレゼンテーション。その後、熊谷市長と対話を重ねていきます。登壇する7名は、いずれも一市民。様々なジャンルや立場の方々をお呼びする予定。千葉市で動き始めている新しい動きを、一挙に知るチャンスです。
さまざまなテーマで次々と展開する、市民と市長とのトークセッションをどうぞお楽しみください。

(「熊谷千葉市長と語る7つの小さな物語イベントページ」より引用)

私は今回、グラフィックレコード担当として、7人のプレゼンターの約10分のプレゼンテーションと市長とのトークセッションの内容を、合計4枚の模造紙にその場で描き出していきました。

制作物

 

 

今回のイベントに参加して

私が一参加者として今回のイベントが特徴的だな、と思ったのは

①市長と市民の1対1の対話を繰り返すという形

私が今まで参加したパネルディスカッションは、みんなが一列にズラーっと並んで、それぞれのパネラーが同じ問いに答え、まんべんなく話す、という事が多かったです。

けれど今回の形式だと1つ1つ異なる分野で活動されているパネラーの話も、それをうけた市長との対話もじっくり聞けて話を深く聞けた実感がありました。

(全てに受け答えをした市長さんは、相当大変だったと思います。お疲れさまでした…!)

 

②イベントの主役が市長ではなく市民だったこと

会自体の主旨も、会場の雰囲気も、話の流れも全てが「ああ、今回の場の主役はパネラーの市民の皆さんだ」と感じられるものでした。

 

③パネラー皆さんが、経歴ではなく物語で紹介されていたこと

「なぜ私が今、この活動をしているか」というパネラーの皆さんの動機や想いからお話が始まることが多かったので、共感したり自分の周りに置き換えて考えたりすることができて、皆さんのお話により親近感を持って聞く事ができました。

 

④「こうしてほしい」でなく「こんなことやっています」という話だったこと

市長がいらっしゃる、ということで「もっと市がこうしてほしい」という意見が沢山でるのかな、と勝手な予想をしていた私。

しかし課題を感じ自分で既に動いちゃっている方々がパネラーとして参加されていたので、それよりもそんな皆さんの活動のお話を聞いて「これから、市はどうしていくか」「どうしたら、この課題がより解決できるか」というポジティブで建設的なお話がたくさん出て来て、聞いていてワクワクしてきました。

 

今回のイベントで私がグラフィックを制作して

会場で皆さんの振り返りをお手伝いできたことも嬉しかったですが、私が描いた模造紙に描いたグラフィックレコードをSNSで見た私の知人が、パネラーの方の想いに共感してコメントをくださったら、なんとパネラーご本人からも知人へコメントが来て。そこで新しく2人繋がったことも嬉しかったです…!

会場内だけでなく会場に来れなくても、イベントが作った熱量や想いが、周りに伝わるお手伝いが出来たら、と思って描いているので感無量でした。

そして今回、この会のコーディネーターをしていらっしゃった、中島さんからコメントをいただきました。ありがとうございます!

(おまけPhoto)

会場の様子はこういった感じ。

大きすぎず、参加者どうしで顔の見える距離感でした。