概要
制作時期:2022年11月
ご依頼者様:アイディール・リーダーズ株式会社さま、ヤマハ発動機株式会社 デジタル戦略部さま
制作したもの:ビジョンイラスト
全社的なミッション・ビジョンはあるが意味の捉え方は部門によってそれぞれだった、ヤマハ発動機株式会社さん。
そこでデジタル戦略部の皆さんは、アイディール・リーダーズさんとともに、部門全体のビジョン・ミッション策定と、それに紐づく各グループのビジョン・ミッションの見直しを実施されました。
そうしてこのプロジェクトで、
・部門全体のビジョン、ミッション
・デジタルマーケティンググループのビジョン、ミッション
・データ分析のグループのビジョン、ミッション
・コネクテッド(つながる推進)グループのビジョン、ミッション
と、全部で8つの言葉が誕生。
アラワスこと関美穂子はイラスト化を担当し、メンバーがより自分の言葉でビジョンやミッションを語れる語りの呼び水となる、8つの言葉を統合した「一枚の景色」の絵を制作しました。
制作データ
部全体の、新しいことを先頭を切ってやっていく意志があらわれた「ファーストペンギン」という言葉。
このメタファーを活かし、真っ先に飛び込みチームを先導するペンギンが、様々な取り組みを行いながら仲間とともに目的地の「感動創造の世界」に向かっている様子を描きました。
制作プロセス:ビジネスの話題を、別の世界に見立てて「例える」ことで思考を深める
まずはビジョン、ミッションの文章からラフを制作。
その後、ラフをたたき台に、アイディール・リーダーズの後藤さんのファシリテーションで、議論を深めました。
「ペンギンが向かっていく方向、このチームの目標は?」
「ペンギンは、誰とどうやって進んでいく?」
「周りの景色は何がある?誰がいる?」
「ペンギンは何を持っている?」
「3つのグループはペンギンの群れ?大きなペンギンのパーツ?」
「”今の会社を支えていく”と”新しいことに飛び込む”の両立を、ペンギンに例えると…?」
類推(アナロジー)を使った視覚化で、言葉を1枚の「景色」のイラストにしていく過程で、実際のビジネスの世界と、「ペンギンのチーム」という見立ての世界を往復することで、より伝わりやすい表現を見つけることができました。
ビジョン・ミッションの策定後、日々の活動のなかで見られる言葉にも変化があったようです。
大切に紡いだみなさんの言葉が、より語られるものとなる呼び水としてご活用いただけたら幸いです。
このたびはご依頼ありがとうございました。
「こんなこと頼めますか?」
「まだプロジェクト化していないんだけど、早めに相談しておきたい」
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