シンポジウムの議論を深めるグラフィックレコーディング✕miroでの視覚的フィードバック(東京大学で目指すべきネイチャーポジティブ・アクション〜生物多様性の保全と回復に向けて)

概要

制作時期:2024年2月
ご依頼者様:東京大学大学院農学生命科学研究科・東京大学未来社会協創推進本部GX推進分科会
制作したもの:シンポジウムでのグラフィックレコーディング制作

※所属しているグラフィックカタリスト・ビオトープのメンバーとして参加しました。
(グラフィックチームディレクション及びmiro制作:佐久間彩記さん)

これまで数万年の単位で続いてきた人と自然の関係性やバランスが、この数十年で大きく崩れている。第6期大量絶滅とも評される現在においては、気候変動や汚染、自然資源の過剰利用・枯渇の危機が生じ、また一方で都市部と地方の格差や分断、さらには少子高齢化と人口減少から地域資源のアンダーユース、野生動物管理、人獣共通感染症などが問題となっている。こうした自然と人間、また地方と都市部の人のつながり、世代間のつながりや関係性を再構築し、生物多様性の保全に取り組んでいくことが喫緊の課題である。
(中略)

総合大学である東京大学は、多分野の知を融合させ、尊厳あるいのちのつながりとしての生物多様性の保全とそこから生じる人間社会への恩恵を若い世代にどうつなげていくのかを議論する重要な立場にある。科学的に生態学的な生物多様性への理解を世の中に広めるとともに、社会経済的、環境倫理、文化的、医療的な見地からも人と社会の幸福のために自然との
つながりをどう再構築していくのかについて本シンポジウムで議論し、今後の東京大学のネイチャーポジティブアクションにつなげる。

東京大学で目指すべきネイチャーポジティブ・アクション〜生物多様性の保全と回復に向けて シンポジウム フライヤーよりし

対談の現場では、リアルタイムでグラフィックレコーディングによる話の構造や世界観をフィードバック。

制作したグラフィックレコーディングは、その場でオンラインホワイトボードツールmiroに共有。
参加者によるコメントや質問などを反映し、議論が深まるサポートになりました。

詳細はこちら

シンポジウムの詳細や、他メンバーによるグラフィックレコーディングはこちらからご確認いただけます。
ご依頼ありがとうございました。

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