【制作事例】 地域で暮らす人々とロボットとの共生(第76回日本公衆衛生学会総会市民公開シンポジウム)

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

 

先日、鹿児島県の鹿児島大学郡元キャンパスで行われたイベント「地域で暮らす人々とロボットとの共生」でグラフィックレコードの制作をしてきました。

こちらは第76回日本公衆衛生学会総会の、市民公開シンポジウムという位置づけのイベントでした。詳しい内容はこちら。

 

 

サポートしたこと

今回、可視化グラフィックライターのせきことしては

  1. (事前)グラフィック制作のご提案…イベントの目的や達成したいことを主催者へのヒアリングを基に複数ご提案
  2. (当日)イベントでのグラフィックレコード制作…①トーク30分×4人(合計2時間)②討論45分

を担当しました。

 

そしてその日は、「おはら祭り」の日!!(なんと…!!!)

Ohara festival in Kagoshima

Photo by 鹿児島市 CC BY 4.0 , via Wikimedia Commons

おはら祭りとは鹿児島県内外から集まった2万人を超える踊り手が、鹿児島を代表する民謡「おはら節」などにあわせて街中を練り踊る南九州最大規模の祭りの一つ。企業をはじめ、自治体、学校や趣味の集まりなど色々な団体の皆さんが参加されています。

ということで、このイベントに「来たくても来れなかった人」「遅れて会場に入ってくる人」が沢山いらっしゃるとのこと。

彼らに情報を届けることも意識して会を運営している、とのことだったので今回のグラフィックレコードのテーマは「会場内外に会場の空気感や情報を届けやすいグラフィック」と設定。

 

その他のニーズのヒアリングをもとに、以下のことに気を配りグラフィックレコードを制作しました。

①会場にあとから来た人が見やすい配置

…あとから来た人が見やすいよう、描いたグラフィックは会場後方、入口近くに掲示する。(討論パートではそれぞれの人と話したことが対応するよう、ステージに移動して演者の後ろに順番を対応させて再配置した)

 

②少し離れていても見やすい、どういう話か分かりやすい描き方

…各30分の演者の話を1人1枚の模造紙に描いて大きめの文字、話の流れが分かりやすいよう意識して描く。

 

③ロボットの話題にとっつきやすさを感じてもらう描き方

…地域住民や介護や地域医療の業界の方にも、一見難しそうでとっつきにくく感じる「ロボット」という話題により近く興味や親しみを持ってもらいたいということ。

機械をリアルに描きすぎず、擬人化して表情をつけ、親しみやすい表現にして描く。色合いも柔らかいものを中心に選んだり、粉状のパステルを使ってふわっとした色つけをした。

 

(制作した各グラフィックは、本ページの最後に掲載しています。)

 

シンポジウム終了後、その日の夜、パネリストのSNSの投稿で今回のシンポジウムについて、こんな感想をいただきました。無事柔らかさが伝わって嬉しいです。あとから来た人たちにも見てもらえてよかった。

改めて、ご依頼ありがとうございました!!

 

超濃いシンポジウムでした^ ^

そして超素晴らしい
関ちゃんのグラフィックレコードで
市民公開講座が柔らかく味わいのあるシンポジウムになりました!
倫理を含んだむずかしい話題を柔らかく包んでみんなが考えたくなるきっかけを作ってくれたグラレコ
感謝です^ ^

ありがとう😊

 

スゴイです
グラフィックレコード時々、見かけるけど、こんなに柔らかいタッチは、初めてみました。

 

 

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