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議論の焦点と理解を揃え、創造的・建設的な場を支援するビジュアルファシリテーション/ 組織再考計画(Re-Thinking Organizationsプロジェクト)

概要

制作時期:2021年8月〜2022年2月
ご依頼者様株式会社令三社さま
制作したもの:完全オンラインの議論の場でのビジュアルファシリテーション(iPadで制作、ビデオ会議サービスzoomでリアルタイム共有)

  • いただいた期待
    「この場で何が話されているのか?」という「いま」の焦点を揃えたい
    「前回までに何を話してきたのか?」という「これまで」の理解を揃えたい
  • 取り組んだこと
    ・議論をリアルタイムでグラフィックレコーディングして、zoom画面に常に投影
    ・途中で内容の振り返りやフィードバックを行う
    ・次回の議論で「前回の議論の振り返り」として活用
    ・約半年間の議論のアーカイブを、オンラインホワイトボードツールmiroでメンバーに常に共有
  • 実ったこと
    「話題が抽象と具体の振れ幅が広く、扱われる話題が多岐に渡る」
    「完全オンライン開催で実施する」
    議論の場を設計するなかで2つの難しさがあるなか、リアルタイムの話の内容の視覚化を行うことでプロジェクトメンバーが創造的・建設的に話せるサポートとなった

どんなプロジェクト?

地球環境の変化、日本の少子高齢化、コロナ禍でのリモートワークの普及、SDGsやESGを考慮した持続可能性への試み、「世代」による価値観の変化…

企業をふくめた「組織」は、常に大小問わず社会環境の変化、経営環境の変化にさらされています。
今回の「組織再考計画」では、そのなかでも特に日本企業において

  • さまざまな経営環境の変化があるなかで、何を優先的に対応するべきか?
  • その変化に対応するための組織運営の打ち手は?

について仮説を立て、実態調査を行い、具体的なアクションの提示を行いました。

プロジェクトを通して、アラワス(関美穂子)は有識者のオンラインでのディスカッションでのビジュアルファシリテーションを担当しています。

社会環境・経営環境の変化は、企業に大きな影響を与えています。短期的な変化では、コロナ禍によるリモートワークの普及や仕事のオンライン化、副業解禁など働き方の変化。中・長期的にはダイバーシティ&インクルージョンやSDGs・ESGを考慮した持続可能性への取り組みなど、短期的、中・長期的に、企業は経営に直結する環境変化を予測し、その変化に対応していく必要があります。

これらの変化の中で、本プロジェクトでは「これまで企業・組織はどのように変遷してきたのか?」という過去の情報をもとに、未来の経営環境の「変化の兆し」を見出し、「今後どのような変化が起きていくのか?」という仮説を立てていきます。さらに、「どのような変化がより経営へのインパクトが大きいのか?」「企業はどの変化に優先的に対応すべきなのか?」という視点から、「これからの組織運営」の在り方を考えます。

大小様々な変化のトレンドを幅広く視野に入れながら、日本企業における「経営環境の変化」とその変化に対応していくための「これからの組織運営」を検討・発信していくことを目的として、プロジェクトを発足しました。

組織再考計画概要より引用(これからの組織運営」について考える組織再考計画)Thinkings株式会社

【プロジェクトレポート1】社会の変化と組織の変化 〜今後重要となる「日本の経営環境の変化」に関する仮説の設定〜

▼仮説に到達するまでのプロセスはこちら。
サマリー記事「未来への仮説ができるまで」

【プロジェクトレポート2】変化の実態や兆し 〜それらの仮説から考えられる「組織運営の変化の兆し」に関する実態調査〜

▼仮説に到達するまでのプロセスはこちら。
サマリー記事「日本の経営者の意識、組織の実態調査から浮かび上がった重要な論点」

【プロジェクトレポート3】新しい組織運営の実践〜企業が実践できる具体的なアクション(≒組織運営の打ち手)の提示〜

▼仮説に到達するまでのプロセスはこちら。
サマリー記事「社会の変容、自社の成長…変化を迫られる組織の打ち手とは/2つの提言の背景とポイント」

ご依頼者さまからの声

プロジェクトファシリテーター
 ⼭⽥さん
プロジェクトファシリテーター ⼭⽥さん

今回のプロジェクトは、抽象と具体の振れ幅も広く、扱われる話題も本当に多岐に渡ることが想定されていました。また感染症の状況も踏まえオンライン開催にもなります。

「話される内容の広がり」と「オンラインの制約」がある中で、プロジェクトメンバーが創造的・建設的に対話できる場の設計はとても意識していました。

その中で、「この場で何が話されているのか?」という「いま」の焦点をずらさないためにも、「前回までに何を話してきたのか?」という「これまで」の理解を揃える上でも、関さんに描いて頂くグラレコはプロジェクト全体を通じて、様々な場面で頼らせていただきました。

(株式会社令三社 代表取締役/⼭⽥ 裕嗣さん)

制作データ

複雑な話題から試行錯誤して議論を進める支援となるグラフィックレコーディング

今回の議論には

・採⽤⽀援
・経営管理・経営企画
・組織改革・人材開発
・人材(社会労務士)
・ティール組織
・自然科学やテクノロジーの組織への影響
・人口動態と社会へのインパクト

など、「組織」と「環境の変化」を様々な角度から捉えている各分野の専門家が参加されていました。

そこでは話題が頻繁に大きく変わったり、抽象と具体を行き来したりしながら、試行錯誤を通してだんだんと仮説や提言が生まれていきました。

そんな今回のグラフィックレコーディングの目的は、ファシリテーション(場の促進)とアーカイブ(記録)の2つ。
そこでリアルタイム性と論理的な構造化にこだわり制作することで

「いったん話を拡散しきって、そのあと議論を整理しよう」

「どうも今の議論には4つの世界観がありそう、もっと具体的にイメージを肉付けしたい」

「前々回のあの話って、今の議論とこう繋がっているのでは?ちょっと振り返ってみよう」

といった時に話の焦点や理解を揃える役割となることで、議論に伴走していきました。

また、今回は完全オンラインでの実施。
離れていても熱量や情報を共有する手段として、イメージの共有ができるグラフィックレコーディングがファシリテーションのサポートにもなりました。


プロジェクトファシリテーターである株式会社令三社の山田さん、 そしてプロジェクトリーダーであるThinkings株式会社の瀧澤さん、ご依頼ありがとうございました。

今回のレポートが、日本各地の世の中の変化に対して打ち手を探っている経営者やその周りの方に届き、具体的なアクションを考える一助となることをプロジェクトメンバーの一員としても願っています!