【制作物】「改新越境Lab vol1」グラフィックレコード

こんにちは!可視化グラフィックライターのせきこです。

 

先日、鹿児島県の桜島で行われたイベント「改新越境Lab vol1」でグラフィックレコードの制作をしてきました。

企画されたのは鹿児島天文館総合研究所Ten-Labさん。

「ヒトの可能性を信じる マチの魅力を高める つながることで生まれる価値を最大化する」

をミッションとして主に鹿児島県を中心に色々と面白いことをしてらっしゃいます。(詳しくはリンク先をご覧ください)

 

 

どんな会?

イベントの概要はこちら。

~日常を飛び越えて、共に学ぶ場を。~
「改新”越境”Lab」、始まります。

改新越境Labでは、県外からのゲストをお招きして、あらゆる業界や領域、地域、世代などの枠組みを超えた学びから、各々の現場の更なる発展や次のチャレンジへの原動力につなげていく場をお届けします。

記念すべき第1回のゲストは、三重県尾鷲市でご活躍されている伊東将志さん(夢古道おわせ支配人)をお招きして、三重県尾鷲市ではどんなチャレンジが起こっているか、地域でのチャレンジで何を大切にされているかを学び、私たちの現場では何を活かせるかを考えていきます。

イベントページより引用)

 

サポートしたこと

今回、可視化グラフィックライターのせきことしては主に

  1. (事前)グラフィック制作のご提案…イベントの目的や達成したいことを主催者へのヒアリングを基に複数ご提案
  2. (当日)イベントでのグラフィックレコード制作…①キートーク②Q&A③振り返り

を担当しました。

事前にお伺いしたところ、「キートークの流れをまとめるというより、その話をうけてのイベント後半のグループディスカッションに繋がる部分をポイントごとにひろってほしい」とのこと。

 

(▼打ち合わせメモ。右上のイラストを描いたところ打ち合わせメンバー全員で「これ!」となりました。)

そういったニーズを基に、今回のグラフィックレコードのテーマは「右脳を刺激する、驚きやひらめきといった感情をひろう「エモい」グラレコ」と設定。

(ちょっとファシリテーショングラフィック寄りかもしれない。境目が曖昧…)

 

というわけで、以下のことに気を配りグラフィックレコードを制作しました。

  1. 全体的に感情的な描き方…話の盛り上がり(話の中の明るい部分、困難が起こった部分)を色や効果線を使って強調して、全体を一目見ただけで、部分ごとの話がどんなテンションか分かる、温度を感じる描き方
  2. 感情と、それに関係する事実をひろう…ゲストの話だけでなく、会場のみんなの様子も聞きながら「ザワザワ」したり「笑い」が起きたりした所を中心に内容を描いた

 

 

イベントタイトルにある「越境」って?

今までイベントの名前を大きな目立つ文字で描くことが多かったのですが最近、「もっとタイトルを目をひくように描きたい」と思っていたので、思い切ってチャレンジ。

描く前に「…越境ってどこからどこに境目を越えてくるんだろう」と改めて聞いたところ

  • (ゲスト)他の地域から鹿児島県に越境
  • (参加者)鹿児島県のなかでもいろいろな地域を越境

と複数の越境の意味があったので、今回は色々なところから人が「越えて」やってきている様子を描いてみました。

 

イベントページにはこのような案内が。

あらゆるセクタやボーダーを超えて、いつもと違う視点から見えてた景色に学び、その学びが個々の現場に繋がり、地域を超えて学びあう仕組みを創る。そんな意味を込めて「越境」という言葉を選びました。

イベントページより引用)

私の周りでは、結果として越境が起こる催しは多いけれど目的として越境をあげている催しは初めてでした。

素敵な取り組み…!

改めて、ご依頼をいただきましてありがとうございました!

 

 

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