概要
制作物: コクリ!キャンプ3日間のグラフィックレコーディング
制作時期: 2018年7月
クライアント名: コクリ!プロジェクト様(株式会社リクルート)
制作したもの
・「表紙」…イベント名や日時と場所、モチーフ(グラフィックたき火)
・キャンプの概要、開催の目的や想いのレコーディング
・キャンプ中のフィールドワークやワークショップのレコーディング
・プログラムで使用するワークシート
・キャンプ終盤のハーベスト(収穫)
私がグラフィックレコーディングを描き始めた約2年前から、ホームページを眺めながら「いつかこんな場で描けたら良いな」と憧れていた招待制の研究コミュニティー、コクリ!プロジェクト。
今回私が住む鹿児島県から近い、同じ南九州の宮崎県児湯郡新富町でキャンプが開催されることとなり、共通の知人のグラフィッカ-の紹介で合宿中のグラフィックを描かせていただきました。
ご依頼いただいたのは、キャンプ中の様子を今後に残すためのグラフィック。
またそれだけでなく、キャンプ中に参加者の皆さんが探求の旅路をより楽しく、ワクワクして進めるような場を応援するグラフィックにもなるよう制作しました。
ファシリテーターチームの皆さんから「グラフィックに助けられた」「場に寄り添うグラフィックですね」とフィードバックをいただきました。
コクリ!キャンプに参加して(個人的な感想)
コクリ!プロジェクトは、コ・クリエーション(共創)プロセスを使って、地域や社会に大転換を起こそうとする研究コミュニティです。予想だにしない未来を今ここから創り、100年後に「歴史が変わった」と言われるような社会実験を次々に立ち上げて、長期的・全体的に地域・社会システム変容を起こそうとしているのです。
コクリ!プロジェクトとは
2年前から「こんなところで描けるようになりたい」と思ってはいたものの、ホームページを見ただけでは実はなんだかよく分かっていなかったコクリ!プロジェクト。
2泊3日、参加者の皆さんとご一緒しても「分かった、これがコクリ!だ!!!」とはまだまだ言えないものの、なんとなくじんわり刺激が身に染みてきて、ちょっとだけ分かった気がしています。
日常ではなかなか作り出せない、頭をからっぽにする時間。
ワークショップで未知(unknown)の自分に意識的になってみたり、フィールドワークで外からのヒントに意識的になってみたり。
それも1人だとちょっと怖いけれど、寝食をともにしながら過ごす仲間とだったら世界のうねり(GI)探求の旅路に踏み出せる。
参加者にとっても、コクリ!自体にとっても、このキャンプは挑戦、実験の場。
グラフィッカーとして、そんな場にどう寄り添い、どう在れば良いか。そんな問いに悩みながらも向き合い続けた刺激的な3日間でした。
明日から宮崎!🌊🏄♀️
お天気良さそうで良かった。— せきこ✏可視カフェ (@sekimihoko) 2018年7月13日
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キャンプ前の、のん気なツイート。
翌日からお天気良い宮崎で、予想をさらに越えるカオスでハードな(でもめちゃめちゃ楽しい)グラフィック現場になることを、この時の私は知る由もなかったのです…。
Photo
- ロゴのたき火からヒントを得て、キャンプ中に誰でも自由に描けるようにしていたグラフィックたき火。
- 3日間の合宿。最終日に向けてトークセッション形式でファシリテーターが合宿の旅路を振り返ります。
- 個人のワークシートとグラフィックを組み合わせた、模造紙4枚分のハーベスト(収穫)
- ハーベストとフラッグとともに、最終日の記念撮影
- 今回は2人体制でグラフィックを制作しました。
- 制作したグラフィック(一部)
- 制作したグラフィック(一部)
- 制作したグラフィック(一部)
- 制作したグラフィック(一部)
Photo by カメラマンのハザマさん
(一部グラフィックチーム撮影)