概要
活動内容:グラフィックレコーディングセミナーの内容デザイン、実施
日時:2018年7月
クライアント名:徳之島みらい創りプロジェクト
徳之島町役場企画課様、富士ゼロックス鹿児島ソリューション・サービスグループ様
以前こちらでお知らせしていた、グラフィックレコーディング(以下グラレコ)のセミナーを開催しました。
(【告知】7/7~7/8徳之島でグラフィックレコーディング体験会を開催します ! )
徳之島みらい創りプロジェクトセミナーチラシ(PDF)
どんなセミナーだったか
徳之島は鹿児島県の奄美群島のほぼ中心に位置する離島。
「子宝の島」と呼ばれるほど合計特殊出生率が高く、徳之島にある3つの町全てが全国10位以内だそうです。
高校卒業後に進学や就職で島を離れる子供たちが多く、他の多くの地方と同じく人口減少の波がやってきています。
そこでUIターンの移住の誘致にも力を入れていれており、リモートワークなど、島での新しい働き方を模索中。
今回はそんな取り組みの一環である「徳之島みらい創りプロジェクト」でグラレコの紹介、体験のセミナーをしてきました。
参加者は自営業、会社員、主婦、学校の先生、町役場、観光関係の方など。
「グラフィックで整理してみよう」というテーマで、実際に手を動かすワークを多めのプログラムを実施しました。
テーマを「グラフィックで整理してみよう」にしたわけ
今回は「島にいながら仕事を生むきっかけづくり」というテーマの連続セミナーの一環。
島にいながらグラレコが仕事になる、というよりも「個人でもチームでも、どんな仕事でも思考の整理って大事。グラレコの4つの基本はそういった考えをまとめるのに役立つことがあります」という切り口でお話しして体験できる内容にしました。
スケジュール
参加者のニーズが幅広かったため、今回はグラフィックレコーディングをペアで行ったあと、ファシリテーショングラフィックも体験できる内容にしました。
グラウンドルール
こんな雰囲気でいきましょう ! とご案内。
「絵を描くのが苦手なんだけど…」という方にも楽しくご参加いただきました。
参加者の感想
・グラレコって何か参加する前は分からなかったけれど、コミュニケーションの手段だとわかった。
・対話の場づくりで意見や議論を見やすく共有するのに役立てたい。
・活用の幅が広いので、自分がどう役立てたいか考えてみます。
・人が違えば、その数だけ思いがあることを改めて感じることができた。
・グラレコを体験したことで、さらに自分が学ぶべきことが見つかった。
・グラレコを職場で使ったら、悩みが解決するかもしれない !
・月曜の会議が憂鬱だったけど、グラレコのセミナーに参加して頑張ろうと元気がでた !
そして関さん(@sekimihoko )による徳之島で初開催の「レコグラ(レコーディング・グラフィック)講座」。自分の字の汚さにガッカリしつつも、ライブで作り上げるグラフィックの面白さを体験させてもらいました。 pic.twitter.com/ftz4ngytD8
— 竹添星児 seiji takezoe (@zoeizm) July 8, 2018
(レコーディンググラフィックでなく、グラフィックレコーディングです。伝えるのが足りず申し訳ない…)
また、これから行われる対話会でも、グラフィックレコーディングやファシリテーショングラフィックを取り入れていかれる予定とのこと。
ありがとうございました ! ! !
「徳之島みらい創りCAMPUS2018」について
今回のセミナーは、徳之島みらい創りCAMPUS2018に向けたイベントでした。
島のみらいを共に創る仲間を見つけませんか?をキャッチコピーに、徳之島のみなさんのやりたいことや夢がどう具体化するか考える会だそうです。
2019年3月の活動発表会まで継続的に活動されるようなので、気になった方はご参加いかがでしょうか?
当日参加OK、参加費無料、子どもから大人まで参加対象だそうです。
7月29日(日)徳之島みらい創りCUMPUS2018が開催されます。☆徳之島みらい創りCUMPUS2018とは☆今年度は昨年度1年通して活動してきた「徳之島みらい創り対話会」を「徳之島みらい創りCUMPUS2018」に名前を変更し活動…
Photo
おまけ
徳之島の郷土料理がどれも美味しくて、思わず地元の方に作り方を根掘り葉掘り聞いてインタビュー !
その中でも特に美味しかったゴーヤと豚味噌の炒め物、油そうめんが我が家のレパートリーに加わりました。
奄美大島のような、沖縄のような、でもどっちとも違うような風景や食文化でなんだかホッとする島でした。