概要
制作時期:2022年7月
ご依頼者様:石神台自治会(神奈川県大磯町)さま
制作したもの:対面ワークショップの場でのビジュアルファシリテーション
- いただいた期待
・ワークショップにて:参加者の皆さんの「地域のミライへの想い」を引き出すこと
・その後の共有資料として:内容に興味を持つ、見たくなる回覧板の制作材料となること - 取り組んだこと
・前向きで楽しく話せる場の雰囲気づくりにつながる対話の視覚化
・資料を手にとった人が内容に興味を持つような、具体的イメージを含んだ対話の視覚化 - 実ったこと
・リアルタイムの視覚化が、関係者が自分の想いやお互いの考えを話し、聞き合うサポートになった
・グラフィックレコーディングを活かした回覧板の制作ができて、住民が興味を持つきっかけとなった
どんなプロジェクト?
子供が少なくなり、住民が高齢化していく地域。
変化している地域に今、そして将来なにが必要なのか。
誰かが義務を負ったり無理することなく、ゆるやかに
「やりたい」で持続的に関わりあい続けていくにはどうしたら良いか。
日本各地で話し合いがされている話題ではないでしょうか。
そんなとても重要、だけど難しく、少しとっつきにくい構えてしまうテーマに対して、神奈川県大磯町石神台自治会では、まずは住民のみなさんが大切にしている「公園のミライ」を入り口に、「地域のミライ」を考える場が設定されました。
アラワス(関美穂子)では、「こんなミライの公園を作りたい」という思いを参加者が語り合い、対話を行うワークショプのビジュアルファシリテーションを行いました。
実施内容
1)行政連携を学ぶ、行政職員のレクチャー
2)地域の事例を学ぶ、先進事例のプレゼンテーション
3)公園のミライを描く、対話
それぞれのパートを、後から振り返りやすい構造的グラフィックレコーディングで制作。
対話パートの前に、レクチャーとプレゼンテーションの内容を振り返ることで、それまでのパートで学んだことを効果的に活かした対話をサポートしました。
回覧板「石神台のミライ#1公園と広場」/海が見える街 大磯町石神台 より
リアルタイムで制作したグラフィックレコーディングを、その場にいない方に共有する際には、文脈は詳細を補足することが必要です。
詳しくは下記の記事『グラフィックレコーディングの“解凍”のデザイン〜「そのまま渡されても、たいてい目が滑る」問題〜』をご覧ください。
石神台自治会のみなさま、ご依頼ありがとうございました。
地域のミライが語られ、かたちづくられることを応援しております !
「こんなこと頼めますか?」
「まだプロジェクト化していないんだけど、早めに相談しておきたい」
アラワスでは、プロジェクトや場の目的の達成サポートのための、リアルタイムの視覚化をご提供しています。
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