ビジュアルインタビューサービス「可視カフェ」は、2016年から実施している関 美穂子のライフワークです。
一対一で2時間、目の前で内容を描き出しながら、じっくりお話することで
頭の整理をサポートします。
今回の可視カフェのお客様は、大学院生のSさん。
「就職活動や今後の大学院生活を模索するなかで、今までの経験や今後どのようなことをしていきたいかを整理し、聞き手に簡潔にわかりやすく説明できるようにしたい」ということで、可視カフェでにお申し込みをいただきました。
実際に描いたものが、こちら
2時間お話しして、頭のなかのイメージや言葉を目の前でどんどんイラストや図におこして可視化していきます。
お話しながら話題ごとに紙を入れ替えたり、追加したり。
実施したのが12月ということもあり、話題はだんだんと1年のふりかえり、来年の期待から将来の「こうなったらマジサイコー ! 」という理想の暮らしへ。
「そうそう ! これこれ ! ! 」という納得の一枚が出来たところで、2時間が終わりました。
お客様の声
これまでやこれからを人に話せるようになりたい、と可視カフェをお申し込みくださったSさんでしたが、今回実際に可視カフェを受けてみてどうだったでしょうか?
お話を伺ってみました。
今回はご依頼ありがとうございました !
まずはざっくりと感想を。本日の可視カフェはいかがでしたか?
自分のもやもやしていたことが、自分の目の前でグラフィックになっていくこと自体が初めての経験で、とても楽しかったです !
関さんのおかげで安心感を持って、自分のもやもやを言語化・可視化する機会になりました。
また、今後自分は何をしたかったっけ?と考える際に立ち返る大事なグラフィックもいただくことができ、とても貴重な時間になりました。
それはよかったです !
インターンや学生団体、研究など幅広い活動をされている動機や、大切にしている価値観についてお話うかがいましたね。
お話しながら内容が目の前で視覚化される、という体験はいかがでしたか?
話の内容をその場で描かれることは初めてだったのですが、最初に後々気になりそうなリスクについてしっかり説明していただけてよかったです。
そのおかげで、可視カフェ中にも自分の考えや思いを出すことに集中できました。
自分の感情に乗った言葉を書き留めて可視化いただいたおかげで、最後に自分なりの今までとこれからの物語が描けました。
よかった ! そうなんです。
特にリスクについては「ちょっとでも描いたものに違和感があったら言ってもらいたい」ということをご案内しましたもんね。
描いたものが思考を無理に引き寄せてしまうことを避けるようにしています。
変に「関さんが描いてくれた物語」とならず、無事にご自身なりの物語、と腑に落ちる物語が描けてよかったです !
具体的に、実際に描かれたものはいかがでしたか?
そうですね。
最後のまとめの際に、それまでつらつらと話す中で描いていただいたグラフィックが、まとめて話していただくとグラフィック付きの物語になって、びっくりしました。
また、自分が今までもやもやと思っていたことが、こうやってグラフィックになりとても理解しやすくなりました。
自分の振り返り用だけではなく、他者と自分の思考や思いを共有するためにも積極的に使いたいと思いました。
それはよかったです !
お話ごとの繋がりを俯瞰して一枚に描くことで、周りに話しやすくなる「筋」が通りますよね。
周りに「こんなこと考えているんだ」と伝えるときの話の呼び水やガイドとしてぜひお使いください。
あっという間のような、しっかり話してちょっとクタクタとなるような、そんな2時間だったかと思いますが、終わってみていかがでしたか?
自分でも驚いたのですが、普段と全く違う頭の使い方をして頭の色んな部分が刺激されたようで。
たくさんのことに思いが巡り、可視カフェ翌日はあまり作業等せずに良い意味で小休止しておりました。
昔話していた外国語を久しぶりに話した直後のような感覚に似てているというか、
その外国語に紐づいた記憶を頭が一気に思い出そうとするように、描いていただいたグラフィックに紐づいた記憶を頭が呼び覚ましている感じがしました。
おもしろいですね ! 外国語。
たしかにグラフィックは視覚言語と表現されたり、私の仕事はよく同時通訳に例えられたりします。
まさに「普段とは違う、もう1つの言語で自分の頭の中を出力してみる感覚でしょうか。
翌日は小休止されて、しみじみ味わっていただけてよかったです。
本当に ! 可視化の威力すごい !
グラフィックって言語だな…と思いました。
描くことにまたちょこっと自分でもチャレンジしたいなと思いました笑
嬉しいです、ぜひぜひ !
インターンや研究など、ご活動にも活用できそうですね。
はい !
終わったからグラフィックを見ていると、今まで具体的に考えられてなかった
「将来この暮らし方、働き方ができる仕事って何だろう?」
「自分のこれからに必要な●●って、具体的にどんな形で作ってどんな風に役立てられるだろう?」
など、新しい発想が膨らむようになりました。
いただいたグラフィック、都度見返して、大切にさせていただきます。
この度は貴重なお時間ありがとうございました。
描いたものが媒介となって、自分と対話がさらに進んでいるみたいで嬉しいです !
これからのご活動も応援しています !
Sさん、ありがとうございました !
今回のお客様は制作物やお写真のHP公開にご了承をいただいておりますが、基本的に非公開で実施していますのでご安心ください。
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zoomを使ってオンラインでも実施しています。
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